バレルサウナとは?形状の持つメリットや活用方法の特徴について

樽型(バレル)サウナ

 

バレルサウナとはフィンランドが発祥の、樽のような丸い形をしたサウナです。日本では地域の木材を使った地産地消商品の一つとして広まりつつあります。特徴はなんと言ってもその形。大型のサウナやパーソナルサウナが家型、箱型をしているのに対して、円筒状の形をしているのがユニークな点といえます。今回は、バレルサウナの特徴や形から得られるメリット、利用方法について解説していきます。プライベートサウナやイベント用にサウナ設置を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

鳥取砂丘の真ん中でバレルサウナ体験

樽型、木製であることのメリット

バレルサウナの外郭が円形であることにはいくつかメリットがあります。まず、四角形の建物に比べて熱の無駄が無くなるということ。円柱の直径と同じ長さを一辺にもつ直方体と比べると、四隅の容積が少なくなっている分、熱が逃げずに室内を効率よく温めてくれるのです。そして内部の蒸気の循環を良くしてくれるので、短時間でサウナ室を適温にすることができます。

次に丸い形はデザインとしてもすぐれています。円形は物理的にもっとも無駄の無い形状と言われていて、視覚的にもすっきりと整った印象を与えるからです。そのため、どのようなローケーションに設置しても風景にすんなりと馴染み、オブジェとして活用できるという効果もあるのです。

さらに、木製であるということから暖かさや柔らかさを感じられるというメリットもあります。国産の杉などの木材は特に木目の様子が美しく、独特の美意識として欧米諸国でも人気です。日本人なら、和風の建築でいつも目にする馴染みの深いものですね。

木造の建物はそれ自体に神経をリラックスさせる効果があるとも言われていて、温度を蒸気によって自律神経を整え疲れを癒やすサウナの目的にぴったり叶っているのです。

耐久性にも優れた形状

円形であることから、外部から働く力に対する耐性が強いことも大きな特徴です。経年劣化が緩やかになり、一台を長く使い続けることが出来るからです。釘や接着剤を使わないことからもサビや腐敗を防ぐ一因となっており、防水や防湿のケアをすれば更に長期間利用できます。

木と木を組み合わせるだけで設置が完了

もう一つの大きな特徴として、バレルサウナは基本的に接着のための部品を用いずに組み立てられるということがあります。パーツを組み合わせるだけの構造なのでばらばらに分解することも可能、即席のテントの用に移動させられるのです。

組み立てるときも大人が4〜5人ほどいて協力すれば数時間で完了できます。イベント会場で設置する、キャンプのときに団体で使用するなど、他のサウナに比べてバラエティにとんだ利用が可能なのですね。

そのため、「使いたい環境で、使いたいときに、使いたいひとたちと」サウナを楽しむ場所が作れます。アウトドアの新しい形としてもリラクゼーションの方法としても、様々な可能性を秘めています。

サードプレイスとしてのプライベートサウナ

個人利用するサウナやイベントスペースとしての利用にも向いているのがバレルサウナです。自分だけのサウナがほしい、しかも簡易的なものではなく長期間使える物が欲しい。そんなニーズに答えてくれます。

サウナが好きで日常的に利用している人にとって、パーソナルスペースとしてのサウナは憧れなのではないでしょうか。価格帯も100〜180万円なので、軽自動車一台分と考える検討しやすい金額です。

今後新築やリフォームを考えるとき、セミリタイアの記念になど人生のサードプレイスとして設置できるアイテムなのです。

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