先日、warmArts FF式 輻射・自然対流式ストーブ RS-4を購入いただいたお客様のご自宅へ設置に伺いました!
場所は、鳥取県鳥取市佐治町。ご自宅は、築70年から80年くらいの古民家。事前に現地調査へ伺い、設置場所を決めていました。
今回の設置場所は、以前は「縁側」として利用されていたところ。昔ながらの日本家屋を数年前にリフォームされておられました。
昔ながらの日本家屋は、現在の住宅で主流な「高気密・高断熱」とは全くちがい、すきま風が入り冬はとても寒くなります。でも、その分夏は快適に過ごしやすい。本来、日本家屋は「囲炉裏」を使っていて、その囲炉裏の熱を「土壁」が吸収して、そして熱を飽和する。そんな理にかなった構造になっていました。そんな日本家屋に現代のエアコンだけだとなかなか暖まりにくいですね><
今年の冬はとても暖かく快適に過ごせるのでは、と思います(^^♪
それでは、写真とともにペレットストーブ設置の様子をご紹介します。
目次
ペレットストーブ設置|warmArts FF式 輻射・自然対流式ストーブ RS-4
ペレットストーブ搬入
warmArts FF式 輻射・自然対流式ストーブ RS-4(ペレットストーブ)重さは約120kg (配送時は分割し、最大86kg)大人2人で持ち上げられる重さです。設置場所の床面にも特に補強工事は行わずに、設置が可能です。
ペレットストーブ吸排気口の設置
貫通部の煙突です。こちらは伸縮するので、壁の厚さに調整することができます。
貫通させる前に、再度取り付け場所の確認をします。(もちろん事前の設計プランニングは行っています)
垂直にまっすくあがるように印をつけます。
マーキングして中心を指金で印をつけます。
センターが決まれば、ドリルの円形のホルソーをつけていざ!
一気に勢いよく貫通させないと危ないので、ひと思いに貫通させます。(マキタのハイパワーなドライバードリルなので最強です!)
スリーブで貫通部を整えます。
室内用の化粧キャップをつけます。
しっかり固定します。
外側はこんな風になりました!
煙突の排気される部分を取り付けます。
銀色の煙突部分から空気が排気されるので、周辺の温度が高くなります。人が通る場所だと危ないことがあるので、注意して設置が必要です。
マスキングして防水加工を施します。
以上で煙突の設置は終了です。ここまでの時間約30分。あっという間に完了です!
ペレットストーブ本体の設置
炉内に高温を保つためのバーミキュライトを設置します。
奥、左右、と3か所にプレートを設置します。
燃焼ポットのベースです。ここからペレットからコロコロ落ちて燃焼されます。こちらもあっという間に完了!
ペレットストーブ着火
10キロのペレットを入れて、チェックして、完了です!
着火🔥🔥🔥🔥
試運転し、問題がなかったのでこれで設置が完了です。お客にも喜んでいただけて、とても嬉しい瞬間です。
このように、薪ストーブに比べて設置の時間や手間がかからないのもペレットストーブのメリットでもあります。
定期的にメンテナンスもさせていただきながら、末永く安全に使っていただけるよう、わたしたちは引き続きお客様とのやり取りをさせていただきます。
S様、この度は撮影にご協力いただきありがとうございました!