Notabene90は木質ペレットだけでなくバイオマス燃料も使える！
CS THERMOS社（シーエスサーモス）のペレットストーブ、 Notabene90（ノータベーネ）の特徴は、良質なペレット以外も燃料として使えることです。
たとえば通常のペレットの他に、
・クリンカー（灰の塊）が発生する木質ペレット
・木の皮で作ったバークペレット
・農業残渣（のうぎょうざんさ）と木質ペレットをミックスしたもの
など、さまざまな燃料を燃焼できます。
CS THERMOS社（シーエスサーモス）では、とくにペレットストーブの分野に特化して開発が進められており、農業残渣（のうぎょうざんさ）と呼ばれる廃棄物も燃料（バイオマス燃料）として利用できるバイオマスストーブの研究・製造に取り組んでいます。
具体的には、乾燥させたトウモロコシやナッツの皮なども、木質ペレットとミックスして燃焼させることも可能です。 Notabene90（ノータベーネ）は、私たちが生活する環境にやさしいストーブなのですね。また品質の高いペレットだけでなく、価格の安い低品質なペレットなどさまざま燃料を使えるため、ストーブを利用する際のコストダウンも可能です。
農業残渣（のうぎょうざんさ）とは…
農業残渣とは農作物の収穫したあとに残る廃棄物。作物の葉や茎、根っこなどの商品にならない部分のこと。
回転しながら灰を砕く燃焼ポット
ペレットストーブでペレットが燃焼した後は、灰になります。ペレットの品質によっては、灰が塊になり燃焼する際の空気不足を起こしやすいです。品質の悪いものほど、燃焼した後に塊になりやすいです。そのため、品質の良いペレットがよく使われているわけですが、Notabene90（ノータベーネ）はさまざまな燃料を使えます。
その理由は、 Notabene90（ノータベーネ）に灰を砕く機能があるからです。
ストーブの燃焼ポットを見てみましょう。Notabene90（ノータベーネ）は円形型の燃焼ポットで、回転しながらペレットを燃焼しています。火力により、10分間に1回・20分間に1回などの頻度で90度ぐるっと回ります。
実は回転する際に、カバーの内側にある刃で塊になっている灰を砕いて下に落としているのですね。この機能によって灰を砕きながら燃焼を行えるので、たとえ品質の悪いペレットを使ったとしても、灰の塊が詰まることなく燃焼できます。
また燃焼ポットの下側には、大容量の灰受け容器があります。灰がよく出るペレットでも掃除回数を減らせますよ。掃除の手間もかからないのでおすすめですね。日々のお手入れとしては、ガラスの内側の掃除です。すすでくもってしまった場合にウェットティッシュなどで拭き取れば、綺麗な状態に戻せます。
Notabene90の操作方法
Notabene90（ノータベーネ）は操作パネルで動かします。燃料タンクのふたを開けると、操作パネルが出てきます。
・電源（着火消火）
・火力調整
・室温設定
・タイマー設定
火力は6段階で調整可能です。また室温設定ができ、設定温度になると火力を下げる「エコモード」があります。さらにタイマー設定もあるので、生活のリズムに合わせてストーブの着火・消火の時間を設定できます。朝起きる前にお部屋を暖めたい場合などに、便利な機能ですね。
またNotabene90は、さまざまな燃料に対応したチャンネル設定ができます。チャンネルというのは、さまざまな燃料に合わせたストーブ運転条件を設定したもの。
・ペレットの投入量
・燃料ポットが回転する間隔（何分おきに灰を落とすか）
など、各チャンネルごとに変えられるようになっています。5チャンネルまで登録可能です。たとえば……チャンネル1にはホワイトペレット、チャンネル2には全木ペレット、チャンネル3にはアグリペレット、といったようにペレットの種類に合わせたストーブの運転設定ができるのです。
事前に登録をしておけばチャンネルを切り替えるだけで、それぞれのペレットに調整された良好な燃焼を行えます。
環境にやさしいペレットストーブ
Notabene90（ノータベーネ）は、暖房最大出力が9.0kWあり非常にパワフルです。ストーブ正面から温風が出てきて、すばやくお部屋を暖められます。
灰の塊を砕く機能を持つため、良質なペレット以外にもバイオマス燃料などさまざまな燃料を利用できます。環境に配慮しながら、わたしの暮らしを暖かく豊かにしてくれる実用的なストーブですね。
カラーバリエーションは4色です。
・ブラック
・ボルドーレッド
・チョコレート
・カプチーノ
画像のストーブの色は、ボルドーレッド。色がついている側板部分などの色が変わります。やや丸みのあるデザインで、暖炉のような雰囲気が感じられます。
