2020年11月14日(土)開催・鳥取ストーブ本格始動記念講演、沢山の方にお越しいただき無事終了いたしました!
薪ストーブ・ペレットストーブの導入を検討されているご家族や、会の趣旨にご賛同いただいた皆さまと一緒に、様々なことを考えるとても良い時間になったと思います。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
古川隊長は、「講演会」をされるのは数年ぶりのことだそうです。その理由として、講演をすることはあくまでもその後の行動に繋がることが目的。講演後に何の行動もせず「良い話だった」と終わってしまっては何の意味もないこと。そういった「何も行動しない」人たちが多い中、「それなら自分が行動すれば良い」というお考えのもと、未来を担うこどもたちのため、ペレットストーブの普及活動を続けておられます。
そんな中、私たち鳥取ストーブの依頼を受けてくださり本当にありがとうございました。
目次
古川隊長が描く日本の未来
古川隊長がペレットストーブを販売することはあくまでも手法にすぎず、「未来の子供たちのために出来ること」として活動を続けておられます。
ペレットストーブに関わる事業を小さな規模でつくり、少しずつ関係人口を増やし、気が付けば日本中にお客様であり仲間が増えていく。
そんな小さくて一見地味に感じることこそが日本の将来に必要なことであり、「儲ける」ということも決して大きくはありませんが、小さく続けるからこそ持続することが出来る、その「持続し続けること」それこそが大切。そう仰っておられました。
実際に、古川隊長がされている福祉事業についてのお話や子ども食堂の取り組みについてお話をしていただきました。
warmArtsm(ウォームアーツ)のペレットストーブ
warmArtsのペレットストーブは、ボタン一つで着火できる自動着火の機能をつけていません。
どのストーブも着火剤が必要になり、「火をつける」というひと手間がかかります。
その理由として、「着火剤をつくる」ことを事業とし福祉作業所の方に作業をしていただくことで雇用がうまれる。このようにペレットストーブに関わる人を増やすことで地域に働く場を作ることが目的でもあるそうです。
また、着火には電源がいらないので「災害に強い」そういった理由があります。ご自身が経験された震災での体験も交えてお話していただきました。
便利なことはとても良いことですし私達の生活をより良いものにしてくれます。
しかし、震災以降、私達の生活を見直すきっかけになったことは多くの人たちが経験していることと思います。その、震災によって得た大きな気づきを今一度、自分たちの生活に出来ることとして考える、そういったことがとても大切なことになるのではないでしょうか。そんなことを改めて思った古川隊長のお話でした。
「エネルギーの地産地消」について
日本はエネルギー自給率約9.6%と、とても低い基準です。(2019年度版資料参照)
海外から輸入される石油・石炭・天然ガスなど、化石燃料に大きく依存している現実があります。
では、日本には、エネルギー資源となるものはないのでしょうか?
実は、日本では、年間800万トンもの木材が捨てられています。それは、建築資材の端材、解体家屋、間伐材、流木、製品として寿命を終えた木材や加工中にでる木くずなど、産業廃棄物も含めて様々のものがあります。
それらを、熱エネルギーとして利用することが出来るのが薪ストーブやペレットストーブです。
それは決して夢物語ではなく、実際にオーストラリアではペレットを利用し街ぐるみで熱エネルギーを回す仕組みを作りだしている地域もあり、そのお話もしていただきました。
鳥取ストーブが目指すところ
私達の住む鳥取県では、森林面積率は約74%。鳥取県は、自然が多く森が広いのが特徴です。その特徴も活かし、私たち鳥取ストーブは「エネルギーの地産地消」について考えるべき社会課題としてとらえています。
次世代を担う子供たちのために私達が今取り組まなければならないこととして、これからも、私たち鳥取ストーブは、地域のため、未来のために、皆さまと一緒に考え進んでまいりたいと考えています。
ペレット窯 PGY16で焼くピザを堪能!
講演会の後は、古川隊長特製のピザの試食会を皆さんと一緒に楽しみました!
古川隊長はいつも笑顔でパワフル!愛の人でした^^