鳥取ストーブショールームOPEN |薪ストーブ・ペレットストーブの煙突設置のための工事手順

鳥取ストーブの煙突工事

鳥取ストーブは、鳥取市の株式会社田淵金物が運営する、薪ストーブ・ペレットストーブの販売から設置、アフターメンテナンスまで、全般のサポートを一貫して提供するショップです。

この度鳥取ストーブでは、薪ストーブ・ペレットストーブの導入を検討しておられる方に、1年中、リアルな薪ストーブ生活を体感をしていただけるようにショールームを開設しました。

ショールームにこの度新しく設置した薪ストーブは、バーモントキャスティングス社のアンコール。8月某日、この夏一番の酷暑の中💦アンコールの煙突設置のための工事を行いました。今回はその際設置した煙突工事の様子を写真とともにお送りいたします!

ショールーム用薪ストーブ煙突設置工事

煙突工事は、薪ストーブの暖かさ・燃焼率・安全性を左右する非常に重要な工事です。事前に設置のための設計図を作成し、ち密な計算のもと、薪ストーブの性能を最大限に発揮させるよう行います。

ショールームは鳥取市の田淵金物ファームマート店内にあります。通常のご自宅での設置とは違い、店舗への設置ですので煙突も長く約7メートル。前日に足場を組み、いざスタートです!

煙突工事は、薪ストーブの暖かさ・燃焼率・安全性を左右する非常に重要な工事です。事前に設置のための設計図を作成し、ち密な計算のもと、薪ストーブの性能を最大限に発揮させるよう行います。

煙突設置工事【屋外作業】

まず、壁に煙突を貫通させるための穴をあけます。その穴にメガネ石と呼ばれる不燃材料を設置し、熱の影響がないように設置します。

薪ストーブ煙突工事のため、壁に煙突を貫通させるための穴をあけます。その穴にメガネ石と呼ばれる不燃材料を設置し、熱の影響がないように設置します。

貫通部には、断熱性能の高いSM(スーパーミーサム断熱材)を使用し、外側にはSW(ミネラルファイバー断熱材)を使用します。SW(ミネラルファイバー断熱材)はSM(スーパーミーサム断熱材)に比べると価格も安く、断熱性能も若干劣りますが、外側では問題ないので外側のみに使用しています。

貫通部には、断熱性能の高いSM(スーパーミーサム断熱材)を使用し、外側にはSW(ミネラルファイバー断熱材)を使用します。

T字管をついで、ウォールサポート(煙突のうけ)を設置します。ウォールサポートは、煙突の加重がかかり補強のための大切な役割があります。今回は軒が長いため特注のウォールサポートになりました。

T字管をついで、ウォールサポート(煙突のうけ)を設置します。ウォールサポートは、煙突の加重がかかり補強のための大切な役割があります。今回は軒が長いため特注のウォールサポートになりました。

そこから15℃のエルボを使用。エルボは30度45度と種類がありますが、極力角度が少ない方がドラフト(上昇気流)が得られるため、15℃のものを使用しました。

そこから15℃のエルボを使用。エルボは30度45度と種類がありますが、極力角度が少ない方がドラフト(上昇気流)が得られるため、15℃のものを使用しました。

途中、ウォールバンドをつけ固定し煙突の加重を受けます。さらに屋根上、軒の部分、折板からサポートを出し固定をします。全部で3か所、煙突の固定をしているのでより強固に、台風のような防風でもびくともせずに安全に設置を行います。

煙突設置完了です!

設置完了です!7メートルの煙突ですので長いですね~。
次は室内の作業です。

煙突設置工事【室内作業】

貫通した壁部分にシングル煙突を設置します。まっすぐに水平に。

こちらが部屋側になります。貫通した壁部分にシングル煙突を設置します。まっすぐに水平に。眼差しが真剣ですね。

ストーブと煙突を連携して完成です

ストーブと煙突を連携して完成です!室内の作業はそれほど時間はかからずに終了です。これで、いつでも火入れが出来る状態になりました。

ペレットストーブの煙突設置

同日にペレットストーブの施工も行いました。今回設置したペレットストーブは、warmArts(ウォームアーツ)のFF式 輻射・自然対流式ストーブRS-mini

ペレットストーブの良いところのひとつとして、薪ストーブのように施工の手間がほとんどかからない。というところがあります。今回の施工も薪ストーブの施工と同日に行いました。

同日にペレットストーブの施工も行いました。今回設置したペレットストーブは、さいかい産業のFF式 輻射・自然対流式ストーブRS-mini

電動ドリルで壁に穴をあけます。30秒くらいで完了です。

穴をあけた部分に排気口を設置します。

穴をあけた部分に排気口を設置します。

以上で完了です!作業はたったこれだけ。薪ストーブと比べるととても簡単に施工が完了します。

以上で完了です!作業はたったこれだけ。薪ストーブと比べるととても簡単に施工が完了します。

さて、次はいよいよ火入れです🔥まだまだ暑い日が続く9月某日、薪ストーブの火入れを行いました!

薪ストーブはじめての火入れ

今回の火入れですが、実は、株式会社田淵金物では火曜と金曜夜8時からFacebookライブを行っています。そのライブ配信で視聴者の皆様と一緒に火入れを行いました🔥🔥🔥

https://www.facebook.com/tabuchikanamono/videos/2712551372316289

そのときの録画がありますのでぜひご覧ください♪
動画スタートから20分までは煙突工事の様子を、20分以降は火入れの様子を配信しています。

株式会社田淵金物のFacebookライブ配信は毎週火曜と金曜に配信しています。金曜配信は、薪ストーブに関わる配信を主に行っています。ぜひチェックしてみてくださいね!

以上、今回は、主に煙突の設置についてお届けしました。

次回は、ペレットストーブと薪ストーブの違いについてお届けする予定です。薪ストーブはご存知の方多いかと思いますが、ペレットストーブについて何となく聞いたことがあるくらい、、という方の方が多いのではないでしょうか?ぜひペレットストーブの魅力についても触れていただきたいと思います!